事務所移転のお知らせ
平素よりCARVE建築設計に格別のご高配を頂き本当にありがとうございます。京都で設計活動を始め約10年が経ったこの節目に、事務所を京都から大阪へ移転致しました。昨今のコロナ禍で、人の集まる拠点の意味が薄れ、リモートワークといった新しい仕事の形が普及する中、建築設計の拠点には今後何を求められるのか。そんな事を真剣に考えている最中ではございますが、 自宅が京都という事もあり、業務範囲拡大には合理的と考え大阪に事務所を移す決意をした次第です。時代の変化による建築の要求に設計がどこまで応えれるのか、私たちは常に考えいつもでも挑戦していきます。今後ともどうかCARVEをよろしくお願い申し上げます。 代表 富山 真志
CARVE.建築設計 一級建築士事務所 大阪府知事登録 (イ)第26083号
新事務所(登録住所):〒564-0082 大阪府吹田市片山町1丁目3-17 BHビル6F TEL:06-4860-6116 FAX:06-6368-7118
2年ぶり
前回が2016年新年の挨拶…..久しぶりに更新してみます。この2年間のCARVEはといいますと、トライ&エラーな日々の後、初心に還るといった事を繰り返しながらなんとか仕事に精進しておりました。昨年事務所を大阪にも設けたためバタバタとしていた時間も最近はようやく落ち着いてきましたので、2018年の準備は万端です(遅) 今後ともCARVE建築設計をどうぞよろしくお願い致します。※写真は現在設計中の地下1階地上3階木造住宅(模型)
2016
新年明けましておめでとうございます
今年もより一層の情熱と根気を持って仕事に取り組んで行きたいと思います
2016年もCARVE.建築設計をよろしくお願い致します!!
田中秀宗、富山真志
2015仕事納め
さぁ、もう12月の終盤ですね(焦)ってもう29日ですね!今年はとても早い一年間でした、本当に。◁ 毎年言っている気がしますが。本日も事務所に出て仕事の合間を見計らいこの文章を書いていますが、皆様仕事納めは終えられましたか?CARVE建築設計は昨日大掃除を致しました。今の事務所に移って早くも一年が過ぎようとしています、1年間使った事務所を全員の力を合わせ大掃除、来年仕事初めに新たな気持ちで仕事をスタートできるように準備致しました。本日事務所に来て座った時の気持ち良さ、いい感じです。なぜ普段からこまめに掃除しないのだろうか、普段から自分の身の周りがきれいであれば毎日気持ち良いはず!よし、来年は普段から身の回りをきれいに保つ事を目標とします(笑)話は変わりますが今年の秋より工事が進んでおります、加古川の耐震改修の現場のご紹介をさせて下さい。築50年程の木造住宅の耐震改修工事を行っております。現在基礎の補強工事が終了、新しい土台を入れ替えたり水回りの痛んだ柱を取り替えたりと現場が急ピッチに進んでおります。建物に新しい開口部を設け、今まで暗かった場所に新たな光が射すところを見てニヤニヤしております。年明けからも現場は急ピッチで進んでいくため、私も気が抜けない状況ですが、ドキドキわくわくしながら色んな事に思いを馳せつつ良い建物となるよう監理していきたいと思います。現場がまた進みましたらご報告させて頂きます。2015年、皆様には大変お世話になりました、この場を借りて御礼申し上げますと共に、来年度もどうぞ宜しくお願い致します。CARVE建築設計
11月
少し前の話ですが、11月は前回ブログの東京から始まり非常に移動の多い日々でした。ざっくり書くとバンクーバー(経由)→ベリンハム(仕事)→シアトル(ちょっと仕事)→ラスベガス(遊び)、日本帰国数日後→フィリピン(仕事ですよ!)、帰国翌日→沖縄(日帰り)と総移動距離が20日間程で25,000km超え….なにぶん普段は飛行機に乗る機会が少ないの疲れ果て、緊張が解けた月末に案の定高熱で寝込む…という11月でした。そして年末までに不在中にたまった作業(宿題)をこなす今日このごろです。アメリカの写真を少し、仕事である事をアピールしながら載せておきます。
バンクーバー、数時間のみの滞在。日本人には住みやすそうな街でした。
今現在、日本初出店を目指すTONY’Sというコーヒー店の店舗計画に携わっています。その豆ブランド輸入元となる社屋とベリンハムの工場を見学。コーヒーを何種類かご馳走して頂きましたが実に美味。
輸入した生豆をパンチングメタルを使い大きさ別にふるい掛けしてグレード分けしています。品質管理が厳しいです。
シアトル、スターバックス一号店。本家のロゴは日本ではNG。
シアトル、EXPERIENCE MUSIC PROJECT/Frank O Gehry 踊っております。
そして夢の国ラスベガス(へ旅行)。カジノ内は写真撮影禁止です。怒られます(ました)。
ショッピングモールのパイオニア、THE FORUM SHOPS、の天井。三菱のらせんエスカレーターの乗り心地はなかなか。
とボリュームが多いのでこの辺りで。非日常な時間を過ごし良い刺激を頂きました。今回の仕事、何とかものにしていきたいと思っていますので、計画が進めば仕事内容等また紹介させて頂きます!ではでは。
東京
大学友人の結婚パーティーに参加するため先週土,日は東京へ。土曜日の渋谷はハロウィン真っ只中。一体どこから人がやって来るのか?中心街は100m移動するのに5分はかかるような状況で人の多さに少し酔いました…が、普段テレビで見るような光景を実際体感する事はなかなか貴重で、かなり新鮮でした。日曜日は六本木周辺の建築展を転々。安藤忠雄設計の21_21 DESIGN SIGHTにて開催中のフランク・ゲーリー展「I HAVE an Idea」へ。ゲーリーのideaとそれを実現するためのプロセスや手法技術を模型や映像を使い各セクションに分けて順序良く構成されており、氏自身の人間性も垣間見れる(気がした)非常に観応えのある内容でした。昨今は大規模建築を設計,施工するにあたりBIM(ビルディング インフォメーション モデリング)を大手ゼネコン等で使用する事は珍しくない状況ですが、このシステムの礎はゲーリーが実践したプロジェクトにおけるコミュニケーション方法が先駆けとなっています。氏は複雑な3次曲面等のデザイン実現するにあたりモデリングや構造解析を航空力学の設計ソフト「CATIA」を建築に応用して行うのは有名な話ですが、初期の作品の失敗で感じた“紙面の図のみで施工者にアイデアを伝える事の限界”から、情報の共有のための3Dプログラムの重要性を説くようになったそうです。その後、スタディー段階からの設計、コスト、施工方法、施工工程(時間)に至るまで一貫して、情報の更新をプロジェクトに関わる人が一つのモデルで共有するという4D的なコミュニケーションシステムを考案したそうです。設計者がこの合理的なシステムを得れば、技術や工期等によって実現不可能という「デザイン」しない事への言い訳ができなくなる、というゲーリーの言葉に私は少し偏りを感じたのですが、ゲーリー建築に対する個人的な好き嫌いや建築空間の真意とは別に、“他で見た事のない新しいアイデアを生み出したい”という非常にピュアなモチベーションと、そのアイデアの実現に向けて突き進むパワーとテクノロジーは測りしれず、想像を超える圧倒的なインパクトを前に空いた口が塞がらない、そんな感覚を覚えました。建築は一人の力では成立しないのは確かですが、この展示を観て、自身(個人)の建築へのモチベーションがよりそのプロジェクトに力を与え、多くの人を動かし、また新たなアイデアを生む…そのような結果的にポジティブな循環が、建築と社会或いは個人と社会を繋げる役目になるのではないかと感じました。なにはともあれ東京はおもしろい展示やイベントが多いです。いろいろな意味で刺激を受けるので、今後はたまに出掛けて自分のモチベーションを↗してやろうと思います。来週からシアトルへ行くので時間が取れれば エクスペリエンス・ミュージック・プロジェクト/フランク・O・ゲーリー という建築を見に行ってみようかと思います。
竣工写真撮影
先日、以前に竣工した奈良市の住宅の竣工写真を撮影させて頂きました。初めての自社撮影!!ですが、趣味8割の素人のわりになかなかうまく撮れたのでは?と、ほんのすこし自画自賛しております(レンズも新調したしね)。これからもっと勉強していきたい所存です。お施主様には多大なる御協力と御厚意を頂き感謝しております。なかなか天気とタイミングに恵まれず、撮影日が順延状態だったのですが、その間、なんと施主様ご自身でセンス抜群に外構植栽をして頂き、以前より建物が生き生きとしておりました。→これは竣工写真のために準備して頂いたに違いないと思い、勝手に感動。外構の大切さ、身に染みております… それはさておき、そのようにお施主様に新居を楽しみ、大切に住んで頂けて設計者として本当に嬉しく思います。WORKS全然更新していませんでしたが、一先ずこちらの竣工写真は新しくをUPしておりますので是非御覧下さい。順次近々の仕事を更新できればと思っております。
神戸ビエンナーレ 2015
今年の夏は本当に暑いですね〜、暑すぎてブログの更新(存在)を忘れていました。なので、お知らせを一つ。
普段お世話になっている吉田木工の吉田真理さんと北澤造園の北澤真さんの共同作品が神戸ビエンナーレ2015のグリーンアートコンペティションで入選されました。植物等の自然環境と人の関わりをテーマにしたアート作品で、プレゼンテーションや実際の展示物の設計をCARVE.でサポートしています。入選作品は神戸ハーバーランドで9/19〜11/23まで展示されますので、ご興味のある方は是非お立ち寄り下さい。 → 神戸ビエンナーレ2015
奈良の家
予てより奈良市で設計監理して参りました住宅が残すところ外構工事のみとなりました。設計を初めてから1年以上経っての竣工なので、私にとってたいへん思い入れの強い建築となりました。ここまで数々の無理要望に答えて頂いた石井ホームさんを始め、工事関係者の方には本当に御礼申し上げます。いつも竣工間近の足場の外れた建物外観を見た時、嬉しさと寂しさ、両方の感覚を覚えます。竣工は設計者に取ってはひとつの区切りではあるのですが、住む方にとってそれはまた新たな生活の始まりでもあります。私の手を離れても、お施主様に末永く大事に住んで頂けるようこれからも見守っていきたいと思います。
※お施主様のご厚意により 6月20日(土)、21日(日) 両日にオープンハウスをさせて頂きます。ご興味のある方はtomiyama@carve-a.com(CARVE建築設計_富山)まで御気軽に御連絡下さい。概要、地図等を返信させて頂きます。
木奇子
久しぶりに個人的な投稿を少し。娘の離乳食を始めてもう3ヶ月程経つのですが、未だに食が進まないというか、食事中暴れるのなんの….一口食べさせる度に同カロリーを消費するくらい動くのです。当初は味の好き嫌いの問題だと考えていましたが、あまりにも嫌いなものが多すぎると思うくらい毎回暴れるので、原因をどうやら椅子にあるのでは、と最近思い始めました。←遅 普段は大人用の椅子の上に、床で使う柔らかいへんてこな形のクッション椅子を重ねて対応していたのですが、やはり使い方に無理があり、暴れると危ないという事もありちゃんとした食卓用のベビーチェアを買う事になりました。やはり椅子は椅子でも適材適所です。ベビーチェアは安定性を重視して設計されているので、足元が以外に大きく、置いておくと邪魔になりそうなものが多かったのですが、これは足元もすっきりしていて全体的にコンパクトです。すべての部材がプライウッド(積層合板)でできており、積み木みたいに重ねて組み立てるのですが、方向によって木の表情に変化があり雰囲気が子供らしい、かわいい仕上げになってます(椅子の部分の色はいろいろあります)。肝心な娘の座った反応ですが、少し改善の兆しが見えましたが不機嫌さは相変わらずで、どうやら理由は他にもありそうです。早く話せるようになってくれ…